
Claude Code 101 レッスン5|
「探索→計画→コーディング→コミット」を模様替えのたとえで整理
公式の学習サイト「Claudeアカデミー」のClaude Code 101(全12レッスン)、5本目のメモです。
これまでと同じく、公式レッスンをClaude Codeに渡し、日常のたとえで説明し直してもらいました。今回は「部屋の模様替え」のたとえです。レッスン本文はこちら:Claude Code 101 レッスン5「探索 → 計画 → コーディング → コミットのワークフロー」(Claudeアカデミー公式)
レッスン4のメモはこちら:Claude Code 101 レッスン4|「最初のプロンプト」を料理の注文のたとえで整理
この記事の要点
- 頼みごとは「探索→計画→コーディング→コミット」の順で進める。いきなり作らせない
- 直すなら計画の段階。頼んだ変更にまだ手を付けていないので、直す手間が少なくて済む
- 記録(コミット)の前に、自分で確かめて、別のClaudeにも点検してもらう
ポイント① 順番:いきなり家具を動かさない

レッスンの冒頭に、このコースから一つだけ持ち帰るならこれ、と書かれているのが、この4つの順番です。
模様替えでいうと、①探索は部屋を見て回り、寸法を測ること。②計画は、配置図を描くことです。③コーディングは、配置図どおりに家具を動かすこと。コーディングとは、プログラムを実際に書いたり直したりする作業をいいます。④コミットは、自分で確かめてから「ここまでで一区切り」と記録を残すことです。
終わったら、次の頼みごとでまた①から始めます。
レッスンによると、ほとんどの人はこの順番を飛ばして、いきなりコードを書かせてしまう。その結果、あとから何度も軌道修正することになる、とのことです。
ポイント② 探索と計画:直すなら、まだ何も動かす前に

最初の2つ(探索と計画)は、プラン(レッスンでは「プランモード」)でまとめてやるのが一番速い、とレッスンにあります。プランのあいだ、Claude Codeはファイルを読むだけで、1文字も変えません。プランの流れは、レッスン4のメモで紹介しました。
今回のレッスンが強調しているのは、直すならここが一番いい、という点です。頼んだ変更には、まだ手を付けていないからです。配置図の上なら、消しゴムで消して描き直すだけ。家具を動かしたあとだと、重いタンスをもう一度運ぶことになります。
出てきた段取り表を読んで、自分の思っていたものと違えば、その部分を直してもらいます。
変えるつもりはなく、「このアプリ、全体としてどうなってるの?」と知りたいだけなら、探索だけを頼むこともできます。レッスンでは、プランを使わずに、調べもの役の別のClaudeに任せる方法が紹介されています。手伝いに呼ぶ別のClaudeは、サブエージェントと呼ばれます(レッスン9で出てきます)。
ポイント③ コーディング:スムーズに進める3つのコツ
段取り表がよければ承認して、作業に入ってもらいます。途中で「やっていいですか?」と聞いてくるかどうかは、モードで決まります(モードの種類はレッスン2のメモで紹介しました)。
Claude Codeは、つまずいたところをできるだけ自分で直しながら進めます。それでも、こちらが口をはさむ場面はあります。そんなとき、先に計画を立てたことが効いてきます。どういう考えでここまで来たかが残っているので、Claude Codeが次の手を決める手がかりになる、とレッスンにあります。
レッスンでは、このコーディングの段階を楽にするコツが3つ紹介されています。
「できた」の基準を決める
模様替えなら「ドアがちゃんと開く」「コンセントに届く」。何ができたら正解なのかを、計画の段階で言っておきます。基準があれば、Claude Codeが自分で「できた」かどうかを判断しやすくなります。
道具を渡す
メジャーや台車があると、模様替えは速く進みます。Claude Codeも同じです。たとえば、Chromeに「Claude in Chrome」という拡張機能(あとから足せる追加機能)を入れると、Claude Codeがブラウザを動かして、作った画面を自分で確かめられます。こちらとの行ったり来たりが減ります。
チェックリストを用意する
「ちゃんと動くか」を、毎回同じ項目で、自動で確かめる仕組みです(レッスンでは「テストスイート」)。Claude Codeに作ってもらうこともできます。ただ、チェックリストそのものがまちがっていると、まちがいを見逃してしまう。任せる前に、中身が信用できるかを確かめておきます。
レッスンには、ひとことヒントもあります。Claude Codeが同じところで何度もつまずいていたら、その解決法を「CLAUDE.md」というファイルに書いておいてもらう。作業を始めるたびに読む、申し送りノートのようなものです(レッスン8で出てきます)。
ポイント④ コミット:記録する前に、別の目で見てもらう

作業が終わったら、まず自分で確かめます。模様替えなら、実際に部屋を歩いてみる。アプリなら、自分で触ってみることです。
満足したら、記録の前にもう一つ。別のClaude(サブエージェント)に点検してもらいます。ずっと一緒に作業してきたClaudeは、「ここはこういう理由でこうした」という思い込みを持ってしまうことがあります。初めて部屋に入る友人のほうが、「この電気コード、足に引っかかるよ」と気づきやすいんです。
点検が済んだら、コミットします。「ここまでの変更で一区切り」と記録を残すことで、あとでこの時点に戻せます。記録に付けるひとことメモは、自分の書き方に合わせてClaudeに書いてもらえます。そのあと、GitHub(ファイルをインターネット上に預けておける保管庫)に送ります。これをプッシュといいます。預ける場所は、自分だけが見られる「非公開」にしておくと安心です。
学び:いきなり作らせず、まず計画を見て直す。記録する前には、別の目で点検してもらう。
それでは、また次の記事で。六弦ライダーでした。
執筆時点の環境:Claude Code(モデルはClaude Opus 5.5)/2026年10月